ゲイ体験談

【ゲイ体験談・小説】勤務先のホテルで客に呼び出され果ててしまうベルボーイ

俺は大学卒業後、ホテルに就職した。
研修を終え、ベルボーイとして配属された。

水曜の16時。
男性がエントランスからフロントにやってくる。
質のよさそうなビジネススーツに身を包んだ30代前半くらいの男性。
仕事の出張だろうか。
大きなスーツケースを持っていたので、チェックインの手続き後、それを預かり、客室へ案内する。

「何かございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ」
そう言って退室しようとする。

すると男性が尋ねてきた。
「すいません、裁縫セットってありますか?」
「はい、ございます。すぐにお持ちいたします」
俺はフロントに行き、裁縫セットを持って、客室へ向かった。

ノックをする。
「ベルの○○でございます。裁縫セットお持ちしました」
ドアが開く。
「ありがとう。スーツのボタンが取れてるのフロントで気づけばよかったんだけど」
「いえ」
俺は男性に気にしないでというように微笑む。

「あ、それと。このへんでおすすめの店あるかな?」
そう聞かれたので、客室に置いてあるホテル周辺図を使って説明しようと客室内へ入った。
デスクの上に地図を広げ、地元の人に人気のお店の情報も書き込む。

そのとき、背後に気配がしたので振り返る。
男性が思いのほか近くに立っていた。
思わず少し後ずさりする。
「お兄さん、いい身体してるね。何かスポーツしてたの?」
「はい、学生時代に野球を」
男性は「へぇー野球か。いいケツしてるな」と言いながら、俺の尻を鷲掴みにする。
俺は、その手から逃れようと尻を隠すようにデスクを背にした。
尻を触る手から逃れることに成功はしたが、男性客と正面で向き合い、俺は「しまった!」と思った。

男性の手は、今度は股間に伸びてきた。
「あの……お客様?」
俺の問いかけに答えず、股間を揉むように撫でる。
どうしていいか分からない。
本当なら突き飛ばすところだが、相手はお客様だ。

抵抗しないのを見て、男性は俺の前に膝をつく。
そして、制服のベルトをカチャカチャと外し、ファスナーをおろす。
下から撫で上げるようにして、パンツのゴムを掴んでズラし、俺のペニスをあらわにする。
もちろん反応していないので、フニャフニャだ。

簡単に逃げられないようにするためか、デスクのフチを掴んで、俺を囲う。
男性はペニスにフーッと息を吹きかけ、先端を舌の先でチロチロ舐めはじめた。

「おやめください……あっ……」

刺激を受けるたび、ビクンビクンとペニスが跳ねる。
腰を引くと、両手でガシッと掴まれた。
男性の力は強く、体勢的にも身動きが取れない。

半分ほど勃ってきたところで、口に含まれた。
生温かい感触に包まれ、舌や唇でシゴかれる。

「お客様、おやめください。私は業務に戻らなくてはいけませんので」
「……この状態で外に出られるの?」
男性が下から俺を見上げる。
俺のペニスは完全に勃ち上がっていた。
「ここで出していったほうが早く戻れるよ」
そう言って、再びペニスを咥えた。

確かにこんな状態のまま、外に出て誰かとすれ違うわけにもいかない。
俺はもうヤケクソになって、目を閉じた。
同じ男だから分かるのか、男性は気持ちいい部分をピンポイントで刺激してくる。

だんだんイキそうになってきた。
「……出そう」
男性の口からペニスを抜こうとする。
すると男性は、一度口からペニスを引き抜いて言う。
「このまま出して」
そしてまたそれ咥えてシゴく。
「え? 無理です」
俺は首を左右に振るが、男性は俺の目をジッと見たまま、しゃぶり続ける。

ダメだ、もうガマンできない。
「……っ!」
俺は男性の口の中にドクドクと精液を吐き出した。
硬さを失いかけているペニスを引き抜く。
男性は、ゴクンと口の中のモノを飲み込んだ。

ハッと我に返った俺は、身だしなみを整えながら、逃げるようにして客室を出た。